ベルメゾン「ホットコット」CMの歌手・藤原さくらとは
最近、妙に耳に残るCMがあります。
それは、大手通販「ベルメゾン」の商品である発熱インナー「ホットコット」のCMです。
そうです。
「寒さなんてホットコット~寒さなんてホットコット~」の、あのCMです。
気付いたら「寒さなんてホットコット~♪」って口ずさんでしまっているんですよねー。
キャッチーなフレーズでかなり耳に残るので、逆に「イライラする」「ウザい」と耳障りという人もいるくらい印象深いCM。
ふんわりした雰囲気で、ベルメゾンにピッタリ!って感じです。
僕はこのCMがすごく好きで、ついつい検索してしまいました。
すると、よくCMで流れているのは先ほどの15秒のショートバージョンなんですが、実はこの動画には90秒のフルバージョンがあるようで。
このミュージカルっぽい動画がまたすんごくいい。めちゃくちゃ良すぎて何回再生したのかわからない。
しかもちょっと調べてみたら作曲が「永野亮」になっててビックリ!
永野亮さんはAPOGEEというバンドのボーカルで、僕はAPOGEEが大好きなのです。
なので、自分がCMを好きになったことになるほど納得。どうりで…みたいな。
そして気になるのが、歌っている女性。
15秒のCMではわずか2秒くらいしか写っていなかったので気付きにくかったですが、ロングバージョンでは存在感抜群。
ギターをポロポロと鳴らしながらソっと歌い始めたその瞬間、会場の空気が変わりましたね。
若くてかわいい見た目からは想像できないずっしりとした重みのある声、安定感、なのに温かくて柔らかい。(まるでホットコットのようだ)
この女性アーティストの名前は、「藤原 さくら」というんだそう。初耳はつみみ。
アミューズに所属しているアーティストで、プロフィールにはこのように書かれています。
2005年、父の影響を受け10歳にしてギターを手にする。
その後、独学でギターと歌を勉強し現在までに約30曲のオリジナル楽曲を作成。見た目からは想像もできない低くスモーキーな声は「和製Norah Jones」とも言われ、音楽好きの大人たちをも唸らせる。
2013年春、初の自主制作盤となる「bloom1」をリリース。
夏・秋に「bloom2」「bloom3」を立て続けにリリースし、2014年3月5日にはインディーズながら初のフルアルバム「full bloom」がリリースされた。
現在は地元・福岡や東京都内でLIVE活動をしながら楽曲制作に取り組んでいる。
「和製Norah Jones」だって!?またまたすごい名前付けちゃったなーーー!?
って思ったらこの曲を聴いてみてください。
うわあああああ確かに「和製Norah Jones」!!
…っていうかモロ「Norah Jones」。
ノラジョーンズの1stアルバム「Come Away With Me」に収録されてそうなアコースティックでカントリーな感じそのまま。
「ノラジョーンズの二番煎じ」なんて言われることもあるみたいですが、逆に「ノラジョーンズの二番煎じ」ができるってだけで才能ありまくりだと思います。
こんな声、こんな歌い方ができる人はなかなかいません。
他にもこんな曲もあるみたいですが、、、
これはちょっとJ-POP狙いすぎかな。
「ギター弾き語り女性アーティスト」が量産消費型音楽路線で売り出されると大体こんな感じになりますよね。
藤原さくらさんの良さがあまり出せていないように思います。
素晴らしい人材なのでもっと大切にしてくださいね。
これなんか渋くていいですねえ。
EGO-WRAPPIN’の中納良恵さんのようなかっこいい女性シンガーになるかもしれませんね。
個人的にはホットコットのCMみたいなふんわりしたのがすんごく好きなんですけど(←ホットコットのCM好きすぎ)、
この若さでこれだけの大人っぽさや渋さが出せるのは彼女の魅力であり強みだと思うので、青葉市子さんが細野晴臣さんたちと仲良くしてるみたいに、渋い人たちと一緒にたくさん良質な音楽をして、正統派としてグングン伸びていってほしいです。
1stフルアルバム『full bloom』
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興味が湧けば是非。