おばあちゃんDJ SUMIROCKに学ぶ「人生最高のタイミング」
若者を熱狂させる79歳のおばあちゃんがいる。
名前は岩室純子(いわむろすみこ)。
老舗餃子店で働く1935年生まれの元気なおばあちゃんだ。
出典:NHK
とはいっても、バンダナにエプロン姿で働いているのはお昼の顔。
夜になると岩室純子おばあちゃんは「DJ SUMIROCK」に大変身するのだ。
出典:iflyer.tv
見よ!!おばあちゃんDJ SUMIROCKのプレイを!!
彼女がDJを始めたのは77歳のとき。
70歳のときに若い従業員に連れられてクラブに遊びに行ったところ、音楽に合わせて踊る楽しさを知り、そこからクラブ通いがスタート。
クラブに通っているうちに、自分もDJをやってみたいと思うようになり、DJ TSUYOSHIが講師を務めるDJスクール「IDPS」に入学し、DJを始めたのだ。
そんなDJ SUMIROCKが、アジア最高齢DJとしてフジテレビ情報番組「アゲるテレビ」で取り上げられていたのを見た。
インタビューの中で彼女は、
「私が掛けた曲に皆様が喜んでノってくださって、盛り上がってくださって、踊ってくださるとすごく嬉しいです」
と、とても謙虚な姿勢でDJの魅力について語っていた。
当たり前のようなことだが、そんな当たり前のことをいつまでも大切にし続けているからこそ、純粋な気持ちでDJを続けていられるのだと思う。
さらに彼女はこう語っていた。
「新しいことをやり始めてそれをやり続けるってことが一番楽しいことだと思います」
「これからもいろいろ勉強していろんな曲を聴いて、もっともっとうまくDJミックスができるようになりたいです」
まさか80歳近いおばあちゃんが喋った言葉だとは思えないほど向上心のあふれる言葉。
DJ SUMIROCKの心から、僕たちは学べることがある。
70歳でクラブに通い始めるのも、77歳でDJを始めるのも、一般的にはまずありえない。
どこを探したら70代にもなってバリバリの若者文化に自ら入っていこうとするおばあちゃんがいるだろうか。
若い人ですら、友人にクラブに誘われても断る人が多いというのに。
「新しいことをやり始めてそれをやり続ける」
70歳をすぎたおばあちゃんが言うからこその、説得力がある言葉だ。
しかし彼女は自分が70歳をすぎているということすらあまり気にしていない。
クラブで孫ほどの年齢の若者に囲まれても、自分の年齢を気にしたことはないのだという。
「この年齢で○○を始めるのはちょっとキツいな…」
「もう○○を始めるのには遅いな…」
普段の生活の中でもこんな言葉を聞くことがある。
しかし、何かを始めるのに年齢など関係ない。
何歳だろうが、やりたいと思ったときに始めればいい。
遅すぎるなんてことはありえない。
いつだって始めたときが「最高のタイミング」なのだ。
そんなことを教えてくれるDJ SUMIROCKだった。
『おばあちゃんDJ SUMIROCKに学ぶ「人生最高のタイミング」』へのコメント
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名前:勝手な評論家 : 投稿日:2015/01/12(月) 21:07:08
悔しいくらいかっこいいな。
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名前:よもぎ餅律子 : 投稿日:2016/05/08(日) 20:09:06
憧れる~かわいい 年なんて気の持ちよう。20才の老人もいるし、80才のDJがいたってなんの不思議もないのだ。生きてる限り希望はある!!!
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名前:よもぎ餅律子 : 投稿日:2016/05/08(日) 20:13:17
かわいい!あこがれる~!20才の年寄りもいれば、80才の若者もいる
それを証明してくれてる。人生ゆめだらけ。スミロックこの世の花!!! -
名前:渡辺まさゆき : 投稿日:2016/05/17(火) 08:02:09
わぁい、。感動して、体が動き出しました。久しぶりに、生きている楽しみを思い出しました。
渡辺まさゆき
なべちゃんギヨウざ
おばあちゃんの選曲センス良すぎ!!アゲアゲ!!